こんにちは!愛玩動物看護師の萩原です。
酷暑が続く毎日ですね…ι(´Д`υ)
皆様体調には十分お気をつけてお過ごしください。
さて、そんな暑い日が続く毎日に少しでも夏ならではの楽しさを!と思い我が家の愛犬に専用のプールをプレゼントしてみました!!
直射日光を避けるため、日が落ち始めた17時過ぎあたりからプール遊び開始!
犬搔きで泳げる程の深さは無いものの、たくさんの水や勢いのあるシャワーに大興奮のもなちゃん♡
暑さや湿度で満足にお散歩時間をとれない分、プールでいっぱい運動してストレス発散してくれたらいいなあと思っております(^^♪
皆様の愛犬ちゃん達はこの夏に海や川やプールなどにお出掛けの予定はありますか?
冷たい水が気持ちいい夏にはピッタリのイベントですが、実は気を付けなければならないことがいくつかあります(-"-)
まずは『熱中症・低体温症』です。
冷たい水の中にいるのに熱中症になるの?という疑問があると思いますが、海や川、屋外にあるプールでは強い日差しや高い気温で熱中症になるリスクがあります。
※ワンちゃんの熱中症症状については前回のブログに載せているのでご参照ください。
一方で低体温症は冷たい水に長時間浸かることによって起こります。症状としては以下のものがあります。
・体温の低下
・元気消失
・身体の震え
これらは軽度の時に見られる症状ですが、重度に及ぶと衰弱が進み最悪の場合亡くなってしまうこともあります。
その為、愛犬ちゃんの様子をこまめに見て15分ごとを目安に休憩の時間を設けましょう。
次に、水中毒です。
水中毒とはお水自体に毒性があるわけではなく、水を大量に摂ることで血液中のナトリウム濃度が低くなり『低ナトリウム血症』を引き起こしてしまうものです。
症状としては以下のものが挙げられます。
・ふらつき
・歩行困難
・大量の排尿
・流涎
・お腹の膨れ
・意識混濁
・痙攣、麻痺
・呼吸困難
・昏睡
このような症状が現れ、最悪の場合亡くなってしまうことも。
水中毒は夢中になって遊んでいる時に知らず知らずのうちに水を大量に飲んでしまう、また急に症状が現れるケースが多い為なかなか気付きにくいという点もあります。
気を付けられることとしてはこまめな休憩をとること、ワンちゃん用の経口補水液などでナトリウムを摂らせてあげることが挙げられます。
(多飲の目安としては体重1kgあたり100ml以上の飲水に当たります)
前回に続いてまたもや怖いことを沢山載せてしまってすみません。悲しい事故を未然に防げるように、楽しい一夏を皆様に過ごしていただきけるようにという思いで書かせていただいております(´;ω;`)
まだまだ暑い日が続くと思います。
楽しい夏になるように各対策、予防をしっかりして夏の思い出を愛犬ちゃん、愛猫ちゃんと一緒に作りましょう!!